神栖店の玄関側一面の軒先がギザギザになっていますが、これはタイ王国伝統の軒先飾りです。 屋外で長年使用し、汚れていたため今回DIY補修を行いました。
補修前
長年の雨や砂で少しずつ黒くなったり、表面がざらざらで白く色を失ったり、とても汚れていました。

木部保護塗装:大阪ガスケミカル 木部保護塗料 キシラデコール
この木材はタイ原産の希少価値の高いチーク材であり、木目を活かすべく木部保護で塗装しました。 色はセラピストからの要望でチーク色(画像右)。 重要文化財に使用されているキシラデコールを採用してこれを3回塗りました。

ニス追加:外部用ニス塗装 カンペハピオ
今回取り外して分かったことですが、長年使用して劣化していたのは太陽や風雨が直接当たる外側のみでした。 つまり、木部保護だけでは数年先にまた同じ状況となります。 取り外してしっかりメンテナンスできるのは10年に1回単位と考えると、外側に対してしっかり表面を防護する必要があります。 そこで木部保護3回の上に外部用ニス3回を追加。 もはや家具レベルの塗装です。

軒先飾りが完成しました

取り付けが完了しました。 この飾りはタイ仏教の寺院を象徴し、魔を払います。 お店やセラピストにとっては、とても大切なものなのです。

これほど重厚な軒先飾りはタイ現地であってもめったに見かけません! もし興味があればご覧いただけたらと思います。
シャムの国をこれからもどうかよろしくお願いします。